百手の儀式

1月28日 お昼から香住町御崎地区である百手の儀式を見に行く。毎年儀式が終わった翌日の新聞で「あ!昨日だったのか・・」と悔やんでいたが、今年はちゃんと情報を入手。 一人で行くにはちと寂しいので相棒を求め、40を過ぎた彼女とデートをしながら行ってきました。この奇祭とも言える儀式を知ったのは2001年の但馬学での例会でした。こうやって考えると但馬学で多くのことを学んでいます。出石神社の「おはなびらさん」面沼神社の「茗荷のおまつり」。結構知らないことを教えてくれました。
さて、百手の儀式。16:10 「ひかえ~ひかえ~。わきによれ~。」「ひかえ~ひかえ~。わきによれ~。」と声をあげ、ふもとの公民館から神社まで行列です。写真はピンボケごめんなさい。
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神社に着くとたんたんと参拝。もう少し深深としたらいいのにと思いきや、何の説明もなくすぐさま矢を射る姿になる。
こうなると、でしゃばるのがアマチュアカメラマンや新聞記者でして、声が出てくる、出てくる。「少しよって」「もう少し曳いて」
手なれたもので曳き手もポーズを決める。毎年のことか・・・
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的は円形の何処でも見る的ですが、昔は源氏を見たてた目の玉だったらしい。これは但馬学で教えていただきました。
的の中央に弓があたると「目にあたった」と地区の方から声があがりました。良いとか悪いのは別として儀式の事を知っているからこそ出た言葉でしょう。
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そういえば、お祭りとは晴れやかで五穀豊穣を願うものが多いのですが、この儀式は怨念の儀式だとおもいます。いうほど晴れ晴れしく行なう行事ではないのだなと思いました。だから、たんたんとやるのかな?
地区の色々な方々が矢を射るのですが、101本の矢を射終えると、中央に地区の方が集まり円形になって「ハア 打ッテクレエ ヨウ手シャンノ オシャンシャン   モウ一ツ打ッテ ヨウ手シャンノ オシャンシャン」と手締めで終わりました。
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おこわ(赤飯)を貝の殻にいれ、神社にお供えする地区の方々。そういえば私の村の祭りでもおこわをお供えすることがなくなった。
この地区は、まだまだ続いているのだな・・と。
祭りといえば最近は日曜が多いなかで、いつまでも1月28日にこだわり、おこわを供えていたこの儀式。なにかうれしい気持ちでした。この儀式、多くの人にも見てほしいです。
前に来たときは振る舞い酒があったのに今回はなかった・・この伝統はのそさなかん。と帰りはぶつぶつ言って帰ってきました。
もっと詳しいのは但馬学のHPで見れます。
http://tajimagaku.net/houkoku/00/kasu_0101_misaki.html
by venex2 | 2005-01-30 16:08 | 七転八倒
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