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10月2日 西宮播半~綾部

今日はひょうご近代建築研究会の会議で西宮の播半という料亭に行きました。西宮に住んでいた頃、何度も横を通っていたが、とても入れるような場所でもなく、中はどうなっているのだろうと思っていました。その後、建築雑誌に連載され「やはり私なんかが行けるような場所ではない。」と確信しておりました。今回のこのチャンス。逃してはならないといってきました。まあ、、、すごい。家の中に岩は出ているは、建物の下には川も流れているは、造作は一つ一つ凝っているし・・・庭は広いし滝はあるし。一言では言い尽くせない。
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道路から見た播半
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入口
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本館の床の間
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本館廊下
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二階の大座敷の書院
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こうもりのデザイン
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岩が突き出た階段
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屋外から本館を見る
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千代の間に行くまでのアプローチ。ふんだんに瓦が使ってある
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千代の間の床の間。なんとここは天皇陛下が泊まられたらしい。
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千代の間の月見台
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通路
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中にあった滝。

約二時間たっぷりと見学させていただきました。この播半の建物はヘリテージの阪神地区の人によって登録文化財の手続きを済ませたらしいです。測量も大変だっただろうと思います。
残念ながら三脚を持ってゆくのを忘れました。写真は半分以上ぶれてしまいました。残念です。その後、参加者のみんなで昼食をし、情報交換をしているときに八鹿のグンゼの話をしているときに電話がかかってきました。
「八鹿グンゼと日高グンゼの建築年は1929年(昭和4年)」という連絡がきました。以前からグンゼに勤めていた人に資料がありませんか?ときいていたのですが、その方からの連絡でした。これでグンゼも一歩前に進みました。

午後から地道をのんびり走る。道場に行き、昔なつかしい不動岩のクライミングを見、その後は武田尾温泉に行く。初めての道でした。細い道を行くと途中につり橋。
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なんと!残念ながら渡ることは出来ませんでした。土木構築物もたくさんありそうです。
細い道をくねくね。またくねくね。
武田尾温泉。ほ~~お。こんな奥にあったんだ。行き止まりでありましたがすごいところです。一度、道場~武田尾温泉までのJR廃線敷きを歩いてみたいです。その後は引き返し篠山に向かって帰ろうとすると、途中、綾部の道案内の文字が出てくる。そうだ。いっそ、綾部のグンゼ記念館に行けばなにか八鹿グンゼのことがわかるかもしれない。と思い走る。綾部着17:00.記念館は金曜日しか開いていないらしい。でも、すごい洋館が残っている。
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対面にあるグンゼ博物苑のおばさんに事情を言って資料を見せていただく。17:00で閉館なのに見せていただきましたがグンゼ100年史にも何もかいていない。
その後市立図書館で18:00までグンゼの資料を調べましたが思うような資料がありませんでした。後でわかったのですが、八鹿、日高の資料はグンゼ内の営繕課に図面等の資料があるそうです。次回はその図面と記念館の内部を見に行こうと思っています。
楽しい一日でした。
by venex2 | 2004-10-02 21:58 | 七転八倒
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