■090916~0918 白岩堰堤
もう昨年のことをいまさら書くのも・・といいながら 09年6月 白岩堰堤が国の重要文化財になった。 白岩堰堤は「砂防の父」といわれる豊岡出身の赤木正雄氏の計画による工事である。 赤木氏の親戚でもある○○氏に連絡をとり「見学できないものか?」と相談すると、あたってみるとのコト。 で、今回の視察となった。 16日はとにかく富山に行くだけ。10時頃宿泊地につく。 そこで聞いた話。「白岩堰堤は一般公開はしているがいつも抽選で滅多に見学することができない」といわれた。私たちは恵まれていると、、、、感謝感謝である。 17日 9:00~ カルデラ館で堰堤の説明を受ける。なんと工事はまだ半分もできていないといっておられた。 10:00~ いよいよトロッコに乗って堰堤に行く 立山砂防事務所から水谷出張所まで約2時間のトロッコに乗る。途中幾度もスイッチバックがある。 トロッコのルート図 途中 いくつもの駅舎?なるものがある。 ちゃんと迎えてくれるのがうれしい。こんな視察がいつもあるのだろう。愛想がよい。 スイッチバック 展望台 一番よいところで白岩堰堤や薬師岳をみる。 薬師岳が見えることなど滅多にないといわれた。 12:00 水谷平着 ここで昼食 ここには管理事務所や宿泊施設がある。 13:00 本当の視察はこのトンネルを歩いて抜けるのだが今回は人数が少ないということで、 運転手付きの公用車で移動。 見学ルート 作業する人が癒したという天涯の湯 いよいよ堰堤である 管理用の橋 橋から堰堤をみる。が、、、、上部しか見えない 白岩下流展望台に移動 でかい!!(写真上部にある黄色い○印が先ほどの橋) そばに行きたいが視察ルートに入っていないので却下 上からUPでみる 上部に橋がある ゆっくり見たいがそうも行かない。 再びルート図 多枝原平 立山温泉跡 どじょう池 などをみて14:45立山砂防事務所に向かって帰る。 17:00 立山砂防事務所着 なんともいえない迫力、スケールが違う。改めて赤木正雄氏がどんな人なのか興味がわく。 所長さんに挨拶をし 今日の宿泊地、富山に向かう。 途中いくつかの堰堤や橋を見る。 ■本宮砂防堰堤 鉄道橋 090918 富山から但馬に帰る。途中ダムや橋を見る。 ■庄川合口堰堤(国指定登録有形文化財) 砺波平野を貫流する庄川に点在していた用水取入堰(せき)を集約した灌漑・発電用の堰堤で、昭和14年に完成しました。鉄筋コンクリート造で、左岸下流に魚道、両岸上流に取水口を設けています。我が国屈指の大扇状地を潤し、穀倉地帯の近代化を支え、平成16年に国の登録有形文化財として登録されました。 と書いてありました。 長い魚道 ■小牧ダム(国指定登録有形文化財)(S5年) 重力式コンクリートダムで、完成当時は東洋一の高さを誇るダムであった。17ヶ所のダムゲートを設けて、ダム右岸にはエレベーター式魚道、左岸には木材運搬用のコンベアが設けられている。 2001年には、土木学会の土木学会選奨土木遺産に認定、2002年には河川用ダムとしては初めて登録有形文化財に登録された。また、2007年には経済産業省の近代化産業遺産(近代化産業遺産群「中部電源」の庄川の水力発電産業遺産)の登録を受けている。 ■祖山(そざん)ダムと祖山(そざん)発電所(S5年) さらにゆくとへんてこりんの形状がみえる。ダムだ! 給水塔?なんでこんなところに?意味がわからん。 反対側にまわってみて、、お!水圧を出すために給水塔なのか。 と思ったが後で調べると「導水管のサージタンク(水圧管路内の急激な水圧の上昇を抑えるためのタンク)」と書いてあった。 祖山発電所 ダムに行くにはこの道を通るしかない 祖山ダムも庄川流域の発電ダム群のひとつです。戦前では5番目に高いダムでした。 そのため土木学会の「日本の近代土木遺産~現存する重要な土木構造物2000選 」に選定されています。 このダムは、はっきり言って謎が多いダムです。 意味不明の構造物が多く、おそらくは以前は何かあったのかもしれないのですが、現在は撤去されていると想像します。 このダムは主堤体と副堤体に分かれていて、堤体自体が緑に覆われていてどこまでダムなのかよくわからないほどです。 また主堤体には12門ものラジアルゲートが並んでいるのは、この一帯のダムの特徴です。 と外のHPに書いてあった。たしかに不気味な形状である。 ■菅沼村 ■鳩谷(はとがや)ダム ■御母衣(みぼろ)ダム 高さ131メートルと日本屈指の規模を誇るロックフィルダム ■九頭竜ダム ロックフィルダム 高さ128m ■アカタン堰堤(国指定登録有形文化財) 福井県の第1期砂防事業として明治30年代に築かれた9基の堰堤群である。最大の堰堤は、堤長112m、高さ11mにも及ぶ巨大なものである。建設機械のない時代に人々によって築造され、100年以上経過した今も十分機能し続けている。 近年になって古老の話を聞いた地元住民が1998 年に結成した「田倉川と暮らしの会」の調査により発見され、2004年に国の登録有形文化財に登録されたという経緯を持つ。 最後に一乗谷朝倉遺跡を見て帰ってきました。 ■一乗谷朝倉氏遺跡
by venex2
| 2010-07-27 11:24
| 近代化遺産 ダム・堰堤・堰
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